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神前式は参列する人数に合った会場を選ぶべき

神前式は参列する人数に合った会場を選ぶべき 神前式では、教会などの他の場所での挙式と同様に、予定している参列人数に適した式場を選ぶべきといわれています。
式場が参列者数に比べて広すぎると、新郎新婦や当日参列した人はゆったりと過ごすことができる反面、式場を見渡したときに寂しく感じられてしまう可能性があります。
逆に人数に比べて狭すぎると、神前式の最中の移動などで窮屈な思いをさせてしまうことになりかねません。
広すぎず狭すぎず、ちょうど良い広さの式場を見つけ出しましょう。
神前式の会場の広さは、神社の公式Webサイトに収容可能な人の数が掲載されている場合があります。
また、記載がなかったとしても、直接問い合わせればだいたいの数は教えてくれます。
直前になって参列者の出席が取りやめになったり、逆に欠席するつもりだった人が出席可能になったりした場合に備えて、式場は収容可能な人の数が参列者の予定数より少し多めになっている所から選ぶようにすれば、余計な調整をする必要がなくなります。

キリスト教式と比べて神前式の規模が小さい理由とは

キリスト教式と比べて神前式の規模が小さい理由とは 一般的な神前式(神社結婚式)では新郎新婦以外に出席者全員が参加する儀式が存在するという理由で、キリスト教式と比べると規模が小さくなるという特徴があります。
神社によって違いがあるものの、神前式では「三献の儀」(さんこんのぎ)が含まれます。
「三献の儀」(さんこんのぎ)は「三三九度」とも呼ばれていて、結婚により新郎と新婦の親族が親戚になるための儀式です。
杯を交わすことで両家の家族が結ばれるので、神前式は新郎と新婦だけでなくて親族全員が関係する大切な儀式といえます。
ただし新郎と新婦が結ばれて両家の人々が親戚になったとしても、友人や職場関係者は親戚になる訳ではありません。
親類以外の人は「三献の儀」を行うことができないため、挙式に出席をすることが許されません。
このような理由で、神前式においては新郎新婦以外に出席が許される人数が両家合わせて30名程度に制限されています。
ちなみに出席者数の上限が30名だと新郎・新婦それぞれで約15名ずつとなるので、挙式に出席できるのは両家の家族・祖父母・叔父叔母くらいまでとなります。
神社結婚式ではキリスト教式よりも出席者数が少なくて小規模であることから、挙式にかかる費用が少なくて済むというメリットがあります。
それでも挙式後に披露宴を開くことは可能で、友人・職場関係者・恩師などを招くことができるでしょう。